イスラエル軍がレバノン南部で町の破壊を実施、国営メディア
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【4月19日 AFP】イスラエル軍は18日、10日間の停戦前に激戦地となっていたレバノン南部ビントジュベイルの町で破壊活動を実施したと、レバノン国営メディアが伝えた。
国営レバノン通信(NNA)は、「イスラエルの敵は、ビントジュベイルの町で家屋の爆破作業を繰り返している」と述べ、同国軍が駐留する他の国境沿いの町でも破壊行為が行われていると報じた。
この町はイスラエル国境から約5キロ北に位置し、16日深夜に停戦が発効するまでの数日間にわたり激しい戦闘の舞台となっていた。
両陣営の長年の対立の中で、象徴的かつ戦略的な火種となっていたビントジュベイル。
2006年の戦争では、最も激しい戦闘の舞台の一つとなり、そこでのヒズボラの抵抗は同組織の「抗戦」の物語の中心的要素となった。また2000年には、イスラエルが22年に及ぶ南レバノン占領から撤退した後、当時のヒズボラ指導者が同地の競技場で「解放」演説を行った。
イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は以前、南レバノンに安全地帯を設ける取り組みの一環として、「国境に隣接する脅威を完全に取り除くため」に家屋の爆破を実施すると述べていた。
これに対し、レバノンのミシェル・メナッサ国防相は、この計画は「数十万人の市民を強制的に追放し、体系的に村々を破壊する意図の証拠だ」と非難した。(c)AFP